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今日は久しぶりに邦画を見ました．ストーリーは素直に見ていておもしろかったです．参考になるところが多くありました．

県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]

最近指摘されていたことについて，自分自身を反省する目的で鑑賞しました．中身は「理論武装をすることはそれなりにメリットがあるのだが，理論を現実に全て応用できるなどと思うことは浅はかである．身をもって示すことで問題は解決される」という内容でした．見ていて「現実の世界は不合理の集合体であり，いかにその集合体をマネージするかが重要だ」いうことを，大学院の入試のときに面接官に言われました．
「地に足のついていない議論を展開したところで，説得力はない」ということをよく耳にしますが，私自身気をつけていないと知らないうちにその状況に陥ってしまうと思いました．理論と現実との折り合いをうまくつけていきたいと思います．実際に使えない能力を身に付けるのではなく，使える能力を修得したいです．「素直に従い，素直に耳を傾ける」，シンプルで大切なことです．

ミクロ経済学〈2〉 (モダン・エコノミックス 2)

ミクロ経済学Ⅰに引き続き，読んでいておもしろいです．価値判断の領域にどう経済学が挑むのかについての視点がとても興味深いです．Ⅰに比べると，読んでいて若干難しい感じがしました．