これからの時代カオス理論に基づいた考え方が主流になってきているようです.世の中が複雑かつ混沌としてきた現代では,ある現象をあまりにピンポイントで言い当てる言葉は見つからないという認識が増えてきたように思います.例えばよく使われる,「そんなに現実は簡単じゃないよ」,「一言で言えるほど問題は単純じゃない」という表現に現れています.
しかし,どんなに複雑になっても,複雑さの中にキーファクターはちゃんと存在していてるのだと思います.端的に一言で表せると思います.ある意味それを見つけることができないから,カオス理論にすがる必要が出てくるのだと思います.的確かつ端的に表現することに価値を見出すことは,それなりに意義があると思います.もともと現実に起こるある事象の要因をすべて見つけることはできないのですから.
今ケースで,資本のねじれについて調べていましたが,やはり堀江さんはすごいです.当時の記者会見で「なぜフジテレビ・・・.いや,ニッポン放送かというと」と口を滑らせていました.戦略的なのかどうなのか,大事なところでぼろがでてしまっています.土台なき成長はぼろがでるのでしょうか.