今期参加していたビジネス英語の結果を見て衝撃を受けました.なんとCでした.純粋に英語の運用能力を見るとこうなるそうです.この結果を見ながら通訳の付加価値について考えました.
もし海外ビジネスを行う上で必要な能力が英語だけだとしたら,最も単純に考えると,英語だけを完璧に話せる人を全員雇えば事足りると思います.しかしながら,現実を見ると,海外ビジネスを行っている人が必ずしも英語を流暢に話せない場面をしばしば見受けます.そこには英語だけでは事足りない,ビジネスを行う上で必要な能力が存在しているからだと思います.ただし,最も望ましいのは,英語を自由に使えて,かつビジネスを行うに必要な能力を兼ね備えていることです.
このようなことを考えながら評価シートを見ていました.プレゼンテーションは一番評価されたはずなのに.この結果を踏まえて,自分自身に対する課題は,(1)アカデミックだけでない,日常に使う英語を習得すること,(2)純粋なスキルとしての英語の向上です.これらを身に付けられば,今回のような事態は回避できると思います.
今まで様々な場面で発音は高い評価をされていたにも関わらず,今回は発音もCでした.全体的に英語のスキルを向上させ,万人に通用する英語を使いこなせるようになければならないと思いました.

8月号は,海外の人が日本に住んでみて感じることについて書かれている部分があり,非常に参考になります.